グレインフリーとは

複数の犬

 

家族のようにワンちゃんを大切にし、ドッグフードも健康にいいものを選ぶ人が増えてきました。

 

そんな中でグレインフリードッグフードというのを聞いたことがあると思います。

 

なんとなく身体によさそう、いいものだというイメージがありますが、グレインフリーとは一体どういうものなのか詳しくまとめました。

 

グレインフリー=穀類不使用

 

グレインフリーのグレイン(grain)とは穀物、穀類のこと。それがフリーなので、つまり穀類不使用ということです。

 

ワンちゃんはなぜ穀類を必要としないのか。それは犬がもともと肉食動物だったからです。

 

オオカミが祖先である犬は人間と共存生活をするようになってだんだんと雑食化してきましたが、体の構造は肉食動物のままなので主食は肉がメインなのです

 

なので犬は穀類を消化することが苦手です。だからといって穀類のような炭水化物が全く必要ないのかと言うとそうではありません。

 

ワンちゃんの必要な6大栄養素は人間と同じ(タンパク質・水分・ミネラル・炭水化物・脂質・ビタミン)です

 

グレインフリーだと炭水化物が摂れないことになりますが栄養面で問題ないのでしょうか。

 

答えはフードにはサツマイモやジャガイモ、豆類など穀類以外の炭水化物から栄養を補っているので大丈夫です。

 

そう、炭水化物は何も穀類だけではありませんね。穀類は必要ないが違う食材で炭水化物の栄養素を補ってあげればいいということです。

 

でも日本の多くのドッグフードメーカーのフードには小麦やトウモロコシなどの穀類が使われています。

 

そういうフードは安価な場合が多いのですが、これは穀類が安くそしてフードのかさ増しができるから。なので、穀類の消化が得意じゃないワンちゃんなのにたくさん穀類を含んだドッグフードが流通しているのです。

 

これでは飼い主さんのお財布にやさしいかもしれませんが、大切なワンちゃんにはとてもやさしいとは言えません。

 

グレインフリーがなぜいいドッグフードなのか、それはワンちゃんの身体のことを考えているからです。

 

海外のドッグフードはグレインフリーが主流。早く日本もそうなって欲しいものですね。

 

グレインフリーとグルテンフリーの違い

 

グルテンフリー

グルテンとは小麦やライ麦などの穀物から生成されたタンパク質の一種のことです。

 

パン、パスタ、ケーキ、うどん、ラーメン、餃子の皮など小麦粉から作られるものにはグルテンが含まれています。食べ物だけでなくビールや麦焼酎にも入っています。

 

つまり小麦粉から作られるものにはグルテンがあるということです。

 

そして海外セレブなどで流行っているグルテンフリーですが、健康にもアレルギー、ダイエットにもいいと話題ですね。

 

グルテンフリーとは小麦から作られた食べ物を一切口にしないことです。ですが食品のありとあらゆるものに使われていますので小麦粉を全く食べないのは結構ハードルが高いことです。

 

ではグルテンの何が問題なのかというと血糖値が上がることです。

 

血糖値が上がると血液がドロドロになって動脈硬化を起こしやすくなったり、糖化が進み老化を促進させます。

 

それらを抑制する為に健康に意識の高い人たちはグルテンフリーにしているんですね。

 

穀類を使わないことがグレインフリー、小麦など穀物から生成されたタンパク質の一種であるグルテンを使わないのがグルテンフリー。

 

グレイングリーとグルテンフリーはほぼ同じことです。

 

ドッグフード中に穀類が入っていなければグレインフリーでありグルテンフリーでもあるのです。

 

穀物とワンちゃんのアレルギーについて

体を掻く犬

 

穀類とワンちゃんのアレルギーの関係について話す前に、ワンちゃんが穀類の消化が苦手な理由をもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

もともと肉食動物だった犬は炭水化物の消化酵素であるアミラーゼを持っていません。

 

アミラーゼとは?

 

主に膵臓と唾液から分泌される酵素の一種。
炭水化物やタンパク質、脂肪の消化を助ける働きがある。

 

草食動物や雑食動物は唾液中にアミラーゼを持っているので、穀類を食べても口の中で食べ物とアミラーゼを混ぜて胃の中へ送り込みます。

 

炭水化物の中に含まれるデンプンは分子構造が大きく身体に吸収できないので、唾液中の酵素アミラーゼでデンプンを加水分解します。

 

分解されたデンプンはブドウ糖になり腸や粘膜で分解され速やかに吸収されます。

 

ワンちゃんは消化酵素アミラーゼを持ってないので穀類を消化するのが苦手というわけです。

 

ちょっと余談ですが、犬よりも肉食棒物のネコもアミラーゼを持っていません。だからキャットフードもグレインフリーが好ましいんですよ。

 

消化、分解できない穀類はアレルギー物質と認識される

 

犬は肉食だから消化酵素アミラーゼを持っておらず、消化しきれない。消化、分解しきれないのでアレルギー物質と認識されやすくなります

 

それによってワンちゃんにさまざまなアレルギー症状が出てしまうのです。

 

その症状は皮膚をかゆがる、赤くなる、脱毛、毛ツヤが悪い、下痢や軟便、口臭、体臭などワンちゃんによっていろいろです。

 

これらのワンちゃんにグレインフリーフードを与えることでトラブルが軽減、改善されることがあります。

 

動物病院で薬をもらって一時的に良くなっても、根本的な所が改善されていないと同じことの凝り返しになってしまいます。

 

ワンちゃんの健康のために作られたグレインフリードッグフードは穀類不使用というだけでなく、粗悪な原材料なども使っていません。

 

もし何かの症状で困っているなら一度グレインフリーのドッグフードを試してみてはいかがでしょうか。

 

今現在症状のないワンちゃんも要注意

 

ドッグアレルギー

穀類たっぷりのドッグフードを与えていてもいたって健康のワンちゃんもいます。

 

ただそれはもしかするとしきい値を超えていないだけかもしれません。

 

ワンちゃんが犬である以上穀類が苦手なのはどの子も同じです。今は何ともないからと穀類たっぷりフードを与え続けていると、ある日突然しきい値をこえてしまいアレルギーが発症してしまうかもしれないのです。

 

将来アレルギーで苦しい思いをさせるかもしれないフードを与え続けますか。やっぱりワンちゃんはずっと健康で長生きしてもらいたいと思いますよね。

 

今トラブルで困っているワンちゃんにも、将来アレルギーを発症しない為にも、すべてのワンちゃんに最適なフードはグレインフリードッグフードだといえます。