無駄吠えは飼い主にも大きなストレスに

吠えている犬

 

ワンちゃんの困った行動によくあげられる無駄吠え。うるさいし、ご近所迷惑にもなりますし本当に精神的につらいものですよね。

 

ただ、ワンちゃんにとって吠えることは自分の気持ちを表現する手段です。

 

人からすれば吠える必要のない無駄吠えでも、ワンちゃんからすると何かを伝えたくて吠えているのです。

 

無駄吠えしている声も高い声だったり、低い声だったり、うなっている時もあります。声と吠え方で気持ちを表現しているのですね。

 

しかし吠えてばかりでは困るので、吠える以外の感情表現を教えていく必要があります。

 

無駄吠え防止グッズへのランキング

 

無駄吠えする主な理由はこの6つ

要求・はしゃぎ

ワンワン!と軽快に吠え、ワクワクしている気持ちを表しています。

 

待ちに待った散歩や食事の時、大好きな飼い主さんが帰宅した時、飼い主さんが誰かと話をしている時やワンちゃんをひとりにした時などにこの吠え方をします。

 

威嚇・不満

歯をむき出して、鼻の上にシワをよせてウーと低い声でうなります。警戒から威嚇したり不満を感じた時にこの吠え方をします。

 

散歩中に他の犬と出会った時、来客があった時、居心地の悪い空間にいる時などに見られます。

 

ビクビク・痛み

キャンキャンと高い声で吠えます。怖くておびえたり、体に痛みを感じた時などに出します。

 

散歩で他の犬と会った時にキャンキャン吠えたり、チャイムなどの特定の音に吠えたりします。また体をなでたり抱っこした時にキャンと鳴くのはどこか痛いところがあるのかもしれません。

 

なわばり意識

低めの声で威嚇するようにワンワンと吠えます。来客やチャイムが鳴った時などにこの吠え方をします。

 

これは自分のテリトリーに入ってきた相手を追い払おうとし、仲間である飼い主に知らせています。

 

庭で飼っているワンちゃんはこの吠え方で番犬として役立っている面もあります。

 

さびしさ

ひとりにされて寂しくて吠えます。ウォーンと高い声で遠吠えするのは野生のなごりで、仲間を呼んでいるのです。

 

夜さびしくて夜鳴きをするときもこの吠え方をします。

 

退屈・興奮

退屈だったり、遊ぶ時間が少ない、運動不足だったりするとエネルギーを発散させるために興奮して吠えます。

 

あまりにも興奮しているときは吠えるだけでなく、噛むこともあるので注意が必要です。

 

こうしてみるとワンちゃんも本当にいろいろな表現をしていることがわかります。

 

言葉を話せない代わりに、吠え方で今の気持ちを飼い主さんに伝えているんですね。

無駄吠えのケースと状況に合わせた対処法は

どうしようと考えている女性

 

吠えることはワンちゃんの感情表現とはいえ、放っておくことはよくありません。無駄吠えをした時にきちんと対処してしつけすることが大切です。

 

まずいちばん基本的なことは「吠えた時に反応しないこと」です。

 

犬が吠えた時に「静かにしなさい」と叱ったり「よしよし」とだめたりすると、ワンちゃんはかまってもらえたと勘違いしてますます吠えてしまいます。

 

運動不足や痛みで吠えるとき以外は吠えても無視することで、かまってもらえないと理解し自然と吠えなくなります。

 

@散歩中に他の犬や人に吠える場合

 

これは社会性の不足が一番の原因です。

 

吠えるのは威嚇やビクビクおびえているからですが、子犬の頃にじゅうぶんに社会化していないワンちゃんは、知らない犬や人にあった時に落ち着いていることができません。

 

性格の優しい穏やかな犬や、犬好きの知り合いなどに少しずつ触れさせて、楽しい経験を積み重ね社会性を育てることが大切です。

 

とは言えすぐに社会性を身につけれるわけではないので、ワンちゃんが吠えなくなるまでは以下の3つのステップで吠えるのを防ぎましょう。

 

注意の先回り

まず飼い主さんは周りに愛犬が吠えかかりそうな犬や人がいないかじゅうぶん気をつけます。そして愛犬より先に犬や人に気づきます。

 

落ち着かせる指示

愛犬が気づいても吠える前に名前を呼んで、おやつやおもちゃを見せ、スワレやフセの指示で落ち着いた姿勢を取らせながらアイコンタクトを続けます。

 

確実なフォロー

相手が通り過ぎるまでアイコンタクトをはずさず気をひき、相手が通り過ぎたら愛犬にごほうびを与え、静かにしていたことをほめます。

 

繰り返しますが、ここで大事なことはワンちゃんよりも先に飼い主さんが犬や人に気づいて対応すること。

 

そして愛犬が上手に待っていることが出来たらたくさんほめてあげましょう。

 

社会性を身につけるためには

知らない人や犬に吠えたり、音に敏感に吠えたりするのは、子犬の頃に社会化できていないからです。

 

子犬が家になじんできた頃から、周囲の環境やいろいろや音、ものに慣らしておくと、人が大好き・犬が大好きなワンちゃんに育ちます。

 

ポイントは生後3か月以内に慣らすこと。2回目のワクチンがおわるまで本格的なお出かけはできませんが、キャリーバッグに入れるなどして外を体験させます。

 

この頃にいろんな人や物、音を体験すると、どんな人ともどんな犬とも仲良くなれる素直で性格のいい子に育ちます。

 

A特定の音に吠える場合

 

チャイムの音や雷の音、電車の音など特定の音に吠えるのは、音そのものに恐怖心がある場合と、音とセットで覚えている出来事に吠えている場合とがあります。

 

この場合の対処法はしずかに無視することです。

 

叱ったり、逆に甘やかしたりするのは、ワンちゃんを余計におびえさせたり、興奮させてしまうのでやめましょう。

 

そして普段から小さな音量で苦手な音を聞かせます。レコーダー等に苦手な音を録音して、繰り返し聞かせ苦手な音に慣らします。苦手な音が当たり前の音になるとワンちゃんは吠えなくなります。

 

またチャイムに吠える場合は、チャイムが鳴ったらすぐにワンちゃんをハウスへ入れます。ハウスは自分の縄張りなので落ち着いていることができます。

 

何度も繰り返し教えると、チャイムが鳴ると自分からハウスに入るようになります。

 

B来客に吠える場合

 

知らない人に会うことに慣れていないと、相手を敵と見ているか、おびえているかどちらかの理由で吠えます。

 

少しずつ人に会うことに慣らしていくと吠えなくなります。

 

来客にお願いしてワンちゃんが大好きなおやつを手に持ってもらい、スワレやフセなどの簡単な指示を出してもらいます。

 

できたらごほうびを来客の手からあげてもらうと、ワンちゃんの警戒心が薄れていきます。

 

また来客にかぎらず、飼い主さんが誰かと話している時に吠えるのは、注目してもらいたくて吠えているのです。何だか小さい子供と一緒ですね。

 

この時は徹底的に無視するのが効果的です。

 

吠えても注目してもらえないと分からせて、吠えやんだあとでたくさん褒めてかまってあげれば、犬はしずかに待っている方がいいことがあると理解し吠えなくなります。

 

C散歩・食事の時間になると吠える場合

 

散歩や食事の時間になると吠えたり、準備を始めるだけで吠えたりするのは、「早くごはんを食べさせて」「散歩に連れて行って」と要求しているからです。

 

こんなときはその要求に応えてはダメです。さいそく吠えがもっとひどくなります。

 

吠えているあいだは無視して、食事も散歩もおあずけにします。吠えるのをやめた瞬間に要求に応えてあげると、それ自体がごほうびになりワンちゃんも喜びます。

 

ワンちゃんのさいそく吠えに応えて食事を出したりすると、自分がリーダーだと勘違いしてしまいます。そうなると、「リーダーなんだから言うことを聞いて」ともっと吠えるようになります。

 

もっともまずい食事のタイミングは

ワンちゃんの食事はいつあげていますか。一番まずいなのは飼い主さんの食事より前に与えることです。

 

犬は群れで生活していますから、一番はじめに食事を与えると、自分がリーダーだと思うのです。

 

食事は必ず飼い主さん(リーダー)のあとに与えます。もし現在食事の時間が決まっている場合は、毎日少しずつずらしましょう。その間さいそく吠えをしても徹底して無視します。

 

そして与えるときは「マテ」で一度間をとってから、「ヨシ」で食べてもいい合図を送ります。

 

D飼い主さんが帰宅すると吠える場合

 

大好きな飼い主さんが帰ってきて会えたことが嬉しくてはしゃいで吠えています。

 

あまりにもうるさく吠えると近所迷惑にもなるので、ワンちゃんをクールダウンさせることが大切です。

 

吠えている間は飼い主さんは落ち着いた態度で無視します。ワンちゃんが吠えるのをやめて静かになったら、声をかけたくさん触ってコミュニケーションを取ります。

 

しずかにしている方がかまってもらえるとわかれば、ワンちゃんは自然としずかになります。

 

注意したいのは、ワンちゃんが吠えている時にやめさせようと大声で叱ったりすること。遊んでくれたと勘違いし、余計に興奮させてしまうので逆効果です。

 

出かけるフリも効果的

バッグやカギを持ったり、携帯電話をバッグに入れるなど、ワンちゃんが飼い主さんが出かけるきっかけと記憶している行動を、あえて外出しない時に繰り返すことで慣らしていきます。

 

飼い主さんがでかけたり、帰宅することが特別なことでないとワンちゃんに思わせると、帰宅時に吠えることもなくなります。

 

Eその他の吠えグセの場合

 

犬は群れの中で生活しますから、家の中でひとりぼっちにされると吠えることがあります。

 

これは飼い主さんにかまってもらいたいから吠えています。かわいそうだからとかまってしまうと、ワンちゃんはわがまま犬になってしまいます。

 

吠えている間は無視して、静かにしている時に遊んであげましょう。

 

こうなってしまうのは飼い主さんが原因ということもあります。家にいる時、いつもべったりワンちゃんにかまっていませんか。

 

理想は遊ぶ時以外はワンちゃんはゲージやハウスの中で過ごすことです。普段からスペースを分けて生活していることが大事なのです。

 

いつもべったりかまっているのに、急にひとりにされたらワンちゃんだって寂しくなります。

 

分離不安にならないためにもけじめのある生活をしましょう。

 

分離不安って何?

飼い主さんと離れてひとりになることに強い不安や恐怖を感じ、落ち着いていられない状態のことを分離不安と言います。

 

代表的なケースは、留守番中に吠え続ける、家を荒らす、物を噛む、粗相するなどです。

 

原因は飼い主さんとの関係です。いつも一緒にいて甘やかしていると、ワンちゃんは少しでも飼い主さんと離れると不安を感じるようになってしまいます。

 

分離不安を直すには、基本のしつけを徹底して、ワンちゃんとの間に主従関係を築くことです。

 

ワンちゃんも飼い主さんもひとりの時間をつくり、その間はハウスで過ごさせます。お互い自立することが大切です。

 

また何もしていなくても突然吠えることもあります。これは退屈が原因だと考えられます。

 

飼い主さんに遊んでもらう時間が少ない、運動不足などがあるとエネルギーを発散するために吠えます。

 

解決法は、運動させることです。散歩のコースをいつもより長くしてもいいですし、ボールなどを使って遊ぶのもいいですね。

 

ただしシニア犬が突然理由なく吠えるのは認知症の可能性もあります。この場合は、獣医さんに相談してください。

マーキング

これが人気!無駄吠え防止アイテム

ワンちゃんをかわいがっている飼い主の女の子

 

ワンちゃんの無駄吠えには本当に困ったもの。都会や住宅密集地に住んでいる人は近所迷惑にもなりかねないし、無駄吠えはできるだけなくしたいですよね。

 

子犬の頃からのしつけや根気よく教えることで無駄吠えはなくなると思いますが、それができれば苦労はしないと言いたくなる状況もありますよね。

 

とにかく、できるだけ短期間で無駄吠えをなくしたい!

 

それをかなえてくれるのが無駄吠え防止アイテムです。

 

ワンちゃんに人工的なさまざまな刺激を与えることで、無駄吠えをしてはいけないことを身体で覚えさせる商品になります。

 

無駄吠え防止グッズは大きく分けて、首輪型設置型があります。それぞれ特徴があるので以下にまとめてみました。

 

ただし、紹介している順番からもそうですが、効果が高くて使いやすいのはワンちゃんの身体に取り付けられる首輪型になります。

 

タイプA:首輪型

無駄吠え防止商品はいくつかのタイプがありますが、もっともポピュラーなのがこの首輪タイプです。

 

西遊記の頭の輪っかではありませんが、ワンちゃんの首輪部分に不快さを感じさせる仕組みがあり、飼い主さんはトランシーバーのような発信機を操作する仕組みです。

 

つまり、刺激を出したい時だけ、自由なタイミングでスイッチを入れられます。

 

どんな刺激を出すかによって種類があるのですが、最近もっとも人気なのが音と振動と電気を組み合わせたハイブリッド型です。

ワンブル

ワンブル

 

無駄吠えがグセがかなり短期間で改善する、と評判の商品がこの「ワンブル」。

 

その秘密は、犬が不快に感じる音や振動などの刺激にあります。従来型によくあった「臭い」や「超音波」に比べて圧倒的に高い効果を発揮できます。

 

操作もワンちゃんに専用の首輪をつけたら準備完了。リモコンのボタンを押すだけで不快さを感じる音や振動などが発生します。

 

出力も100段階とフレキシブルにコントロールできるので、ワンちゃんの状態に合わせた設定が可能。首輪の長さも19cmから42cmまで調節できるので、小型犬から大型犬まで犬種を選びません。

 

また、ワンブルは遠隔操作で300mまで反応する長距離型なのも大きなメリット。室内はもちろん、屋外でワンちゃんがどれだけ暴走してもワンボタンでしつけができます。

 

ワンブル公式ページはこちら

 

PetSafe バークコントロールデラックス 全犬種用

PetSafe バークコントロールデラックス 全犬種用

 

こちらは従来からある低周波パルスによるしつけ方法です。「パーフェクトバーク」という技術を採用した首輪一体型の製品です。

 

のどの振動と音声を感知する2種類のセンサーで、周りの雑音から愛犬の声を識別し、愛犬が吠えると低周波パルスが流れる仕組みです。

 

振動の強度は6段階あり初めは最も低いレベルで作動し、30秒以内に愛犬が吠えると自動的に段階ずつ強度がアップします。

 

ただし、弱い電流とはいえ電気がワンちゃんの体に流れますので、シニア犬や持病のあるワンちゃんには使用をおすすめできません。

 

パルスが流れているときはLEDインジケーターが点灯するので飼い主さんも分かりやすいですね。

 

PetSafe バークコントロールデラックス公式ページはこちら

 

PetSafe スプレーバークコントロールデラックス 小型犬用

PetSafe スプレーバークコントロールデラックス 小型犬用

 

こちらは愛犬が吠えるとスプレーが噴射される仕組みになっています。スプレーは無害ですが、ワンちゃんには不快で吠えてはいけないことを警告します。

 

低周波パルスと同じように、センサーで周りの雑音と愛犬の声を識別し無駄吠えの時にスプレーが噴射されます。

 

スプレーの香りはシトロネラと無効性の2種類があります。シトロネラはイネ科の植物ですが、香りはレモンのような鮮烈で強い香りが特徴。

 

その強い香りに昆虫忌避作用があり、特に蚊に威力を発揮。アロマランプやアロマスプレーなどさまざまな方法で使うことができます。

 

PetSafe スプレーバークコントロールデラックス公式ページはこちら

 

タイプB:設置型

ワンちゃんの近くに置いてしつけします。ワンちゃんには直接触れないので、刺激も香りもなく優しくしつけすることができます。ただし、基本的に屋内用ですので屋外での状況に対応することはできません。

 

また、首に直接つける首輪型に比べて、刺激の効果の面ではどうしても劣ってしまいます。

犬用 無駄吠え禁止くん

無駄吠え防止グッズ 無駄吠え禁止くん

 

超音波で無駄吠えを防止します。電気ショックや振動がないので愛犬にもやさしいです。

 

超音波なので人にも犬にも全くの無害で、大型犬、中型犬、小型犬を問わず使用できます。

 

しつけの効果に合わせて3段階の感度調節ができ、サイズも16.5センチとコンパクトで部屋に置いても邪魔になりません。

 

日本語の説明書もついていて安心です。

 

犬用 無駄吠え禁止くん公式ページはこちら

 

PetSafe インドア バークコントロール

PetSafe インドア バークコントロール(室内設置型)

 

室内設置型で有効距離(全面から75m)で愛犬が吠えると、人には聞こえない超音波の警告音を自動的に発します。

 

ワンちゃんが超音波に慣れないように周波数の異なる超音波を発生する仕組みになっています。

 

マニュアルボタンに切り替えて手動で操作もできるので、トイレのしつけなどいろいろな場面で使うことができます。

 

またワンちゃんが無駄吠えをやめると超音波もストップします。無駄吠えとイヤな超音波を関連付けて憶え無駄吠えをしなくなります。

 

PetSafe インドア バークコントロール公式ページはこちら

 

長時間・長期間の使用には注意を!

 

無駄吠え防止のしつけグッズは低周波、スプレー、超音波があります。どの製品も必ず愛犬に効くとは限らないので、愛犬に合うものを見つけられるといいと思います。

 

これらはしつけ用ですので長時間使用すると、ワンちゃんにストレスがかかる可能性もあるのでずっと使用するのはさけましょう。

 

またワンちゃんが吠えるのは、かまってほしい、遊んでほしいなど飼い主さんとのコミュニケーション不足から来ていることも少なくありません。

 

無駄吠え防止しつけグッズは最終手段と考えて、まずはワンちゃんがなぜ吠えるのかをよく知ってワンちゃんとしっかり触れてあげることも大切ですね。

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