そもそも犬の食事の適性回数は?

エサを食べる犬たち

 

ワンちゃんにとって食事の時間は飼い主さんに遊んでもらうのに匹敵するくらい、楽しみな時間ではないでしょうか。

 

食事の時間がきたら飛び回って喜び、ヨシ!のあとは一気に飲み込むように食べますよね。ちゃんと噛んてるの?後で嘔吐しないかな?と飼い主さんが心配になるくらいです。

 

急いで食べてもっとちょうだいという風にこちらを見上げてくると、足りないのかな?と思ったりして、食事の適量ってなかなかわかりにくいですよね。

 

フードの袋の裏に大体の与える回数と量が書いてあるのもありますが、成長期と成犬期、老犬期では食事の回数も量も違ってくるので、分かりやすくまとめました。

 

年齢ごとの適正食事回数

年齢 回数 補足
幼犬期

(生後2〜3ヶ月)

3〜4回/1日 適量の目安は頭の大きさくらいがベスト
成長期

(生後4ヶ月〜10ヶ月)

2〜3回/1日 カルシウム不足にならないよう注意
成犬期

(1〜7年)

2回/1日 夏などは晩1回でも問題なし
老犬期

(8〜15年)

1〜2回/1日 硬すぎるもの、消化の悪いものは避ける

 

 

この他に妊娠中は少なくとも2回あげることが望ましいです。

 

お腹が大きくなってくると、カロリーは通常の2倍くらいが必要ですが、胃が圧迫されて一度にたくさん食べれなかったりするので、3〜4回に分けてあげるといいです。また哺乳中の母親も子どもの分まで十分に栄養を与えます。

 

食事の量ですが、一気に食べてもう少し食べたそうかな?くらいが適量と言えます。食欲旺盛なワンちゃんもいれば、食の細い子もいるので、適量も個々のワンちゃんで違ってきます。

 

愛犬を触ってみて

 

  • 背骨の突起が分かるか
  • 脇腹のあばら骨が分かるか
  • 上から見てウエストにくびれがあるか

 

この3点が揃えば適正体型だといえます。触って骨が分からないようなら太り気味、あばら骨が触らなくても分かるようなら痩せ気味です。

 

パッケージに書いてある回数や量はあくまでも目安と考えて、愛犬を触ってみたり、普段の様子などでワンちゃんの適量を見つけてください。

 

飲み込むようにドライフードを食べるワンちゃんと歯の関係

人間だと奥歯はものをすりつぶすために臼のような形になっています。でもワンちゃんの奥歯は先が尖っていてすりつぶしたり出来ません。

 

野生だった頃、獲物の肉を引きちぎったり、骨を噛み砕いたりして食べていたので、咀嚼するための歯ではなく、ものを飲み込めるような大きさにちぎるための歯になっているのです。

 

なのでドライフードのような小さな粒だとそのまま飲み込んでしまうのは自然なことです。あとで嘔吐したりしなければ問題なく消化吸収されています。

子犬の食事回数を晴らすタイミングは?

ラブラドールの仔犬2匹

 

いきなりですが、ワンコを飼おうと思ったきっかけは何でしょうか?犬が好きだから、子供に飼いたいと言われた、ペットショップで一目惚れしたなど理由は人それぞれあると思います。

 

どんな理由にせよ、縁があって我が家にやってきたワンちゃん。遊んでいるところも、寝ているところも、ご飯を食べているところも、何をしててもかわいくてずっと見てても飽きないですよね。

 

散歩やしつけで大変なこともあると思いますが、ワンちゃんがいる生活はほんとにいいものです。

 

子犬のころは1日に3〜4回あげていた食事も、大きくなるにつれ回数を減らしていきます。徐々に減らしていく、とかよく書いてありますが、なぜ食事回数を減らすのか?実際にどのように減らしていけばいいのか?を調べてみました。

 

食事を減らす必要がある訳

 

その前に子犬の時は食事をどうして1日3〜4回あげていたのか、ご存知ですか?

 

子犬は消化器官が未発達だからです。少ない量を3〜4回に分けてあげることで、無理なく消化ができます。温水でドライフードをふやかしてあげることで、さらに食べやすく、消化しやすくなります。

 

いつまでふやかしフード?

これはワンちゃんと飼い主さん次第だと思います。食欲旺盛でバクバク食べる子なら3ヶ月くらいから徐々にドライフードを混ぜてみても大丈夫です。

 

逆に食の細い子は、ふやかしたほうが食べやすいのでもう少しふやかしフードを続けます。やはりふやかすという手間がかかるので、仕事だったりで忙しい飼い主さんの場合、ドライフードのほうが助かりますね。

 

ドライフードを混ぜても便の状態が変わりなければ、切り替えてもいいでしょう。

 

生後6ヶ月ごろになると、そろそろ1日2回に変えていく時期です。

 

なぜ1日2回にするのかというと、ひとつはワンちゃんの消化器官がしっかりと発達してきて、一度にたくさん食べても消化不良を起こしにくくなるからです。

 

そして一回の食べる量が増えるわけですから、体の中で消化する時間も長くかかります。そうなると、必然的に1日2回になります。

 

もうひとつの理由は飼い主さんにとって都合がいいからです。皆さん忙しくされていますので、朝と夕方の2回の方があげやすいですよね。

 

また、この頃になると成長がゆるやかになってきます。それと同時に食欲も落ちてきます。

 

最近あまり食べなくなったなと思った時が、食事の回数を1日2回に減らす時です。中には3回ともよく食べるワンちゃんもいると思いますが、ずっと3回で量が増えていくと肥満になりやすくなるので、回数を減らします。

 

そしてちょっと注意が必要なのが、缶詰などのウェットフードばかりを与えないことです。柔らかいものは噛まずに食べてしまえるので、ワンちゃんの歯と歯茎を健康的に維持するには、カリカリのドライフードがおすすめです。

ダイエット目的の食事制限について

パグの肥満犬

 

ちょっとぽっちゃりしているワンちゃん、コロコロしていて可愛いですよね。そのコロコロしているワンちゃんが、実は肥満だったと認識していない飼い主さんもいます。

 

動物病院で「肥満」と診断された犬は約30%で、室内飼いが多い都会のほうがその割合は大きくなっています。

 

室内飼いはどうしても人間の食べ物が近くにあるので、ワンちゃんも当然欲しりますが、人間の食事の時につい食べ物をあげてしまうなんてことをしてはいけません。

 

飼い主さんの「可愛いからつい」「美味しそうに食べるから」という気持ちがワンちゃんの健康に害を及ぼしているのです。

 

肥満になる原因

 

肥満になる原因はやはり「食べ過ぎ」です。人に飼われているワンちゃんは、自分でご飯やおやつを食べることはできません。飼い主さんが決まった量、カロリーを与えていれば大丈夫なのですが、おやつや人間の食べ物を「欲しがるからつい」あげてしまうことが一番よくないのです。

 

肥満は食事などの摂取カロリーが、普段の生活や運動で消費するカロリーを上回ることで起こります。そうならないためには摂取カロリーがオーバーしないように注意して、適度な運動が必要です。

 

しかし今は飼い主さんも忙しく、なかなかたっぷりの散歩をしてあげれないことが多くなっている上、可愛いワンちゃんにねだられてつい必要以上の食べ物をあげてしまい、結果ワンちゃんが肥満になるのです。

 

愛犬の肥満判定にはBCS

 

ワンちゃんが肥満体型かどうか調べるのに、一般的にBCS(ボディコンディションスコア)が用いられます。見た目と触った感触で判断します。

 

犬のボディコンディションスコア

 

 

もし愛犬がBCS4またはBCS5に当てはまるようなら、ダイエットが必要です。本格的にダイエットをするなら、獣医さんの指示の下で行いますが、ちょっとぽっちゃり位なら飼い主さんが与えるフードの量で、体重をコントロールします。

 

目安として、フードの量を通常の30〜40%減らして、徐々に体重を減らしていきます。あまり体重の数値ばかりを気にして、フードの量を40%以上減らすような過剰なダイエットは、体に悪い影響を与える可能性があるので避けましょう。

 

ダイエットには運動も欠かせませんが、太ったワンちゃんにいきなり激しい運動は禁物です。体重が重いので足や関節に負担がかかりすぎてしまいトラブルになってしまいます。まずはいつもより長めの距離を散歩したり、坂道の多い道を選んだりして徐々に運動量を増やしていきます。

 

最近はいろいろなメーカーからダイエット用のフードが販売されています。それらは摂取カロリーが制限されているダイエット中でも、必要となるたんぱく質やビタミン・ミネラルなどを充分に含んだフードなので栄養不足になる心配もなくおすすめです。

 

太ると体に悪い影響が

 

人間もワンちゃんも太り過ぎは良くありません。やはり体のあらゆるところに負担がかかってしまいます。ここではワンちゃんならではの肥満による体への影響をまとめました。

 

太ると体が重たいので、運動を嫌がるようになります。そうすると筋肉もだんだん衰えてきて、足の関節や背骨、腰椎を痛めてします。足腰が痛くなるとますます散歩を嫌がって動かなくなります。

 

また皮ふがたるんだりしてシワができ、そこが蒸れて皮膚疾患になることも。抵抗力も落ちているので感染症にかかりやすくもなります。

 

心臓が肥大化され、動脈硬化になることもあります。さらに糖尿病を心配しなくてはいけません。

 

肥満はこんなに危険!

  • 体が重くて運動嫌いに
  • 筋肉が衰えて、足腰にトラブルが
  • たるんだ皮ふでシワができ、皮膚病にかかることも
  • 抵抗力も弱まって感染症にかかりやすく
  • 心臓が肥大、動脈硬化や糖尿病の心配も

 

まさに百害あって一利なし。いいことなんて何もありません。

 

ワンちゃんが健康で長生きしてほしいと思っているなら、今すぐにでも標準体型に近づけるように飼い主さんも一緒に努力する必要があります。

 

ダイエットの具体的な進め方

 

実際にダイエットを始める前に注意しないといけないのは、ダイエットが長期戦だということです。いきなりフードの量を半分に減らしたり、運動量を2倍にしたりしては、かえってワンちゃんの体に良くありません。

 

人間と同じで、徐々にジワジワ痩せるのが一番です。飼い主さんは体重の数値ばかりを気にしないで、体型や健康状態に気を配りながらじっくり取り組んでください。

 

食事はきちんと量る

 

犬のカロリー表

右の表は犬の1日のカロリー必要量です。まず愛犬の標準体重を調べ、その体重に近づくように管理します。

 

大まかですが、BCS4の犬の場合は現在の体重の10〜15%減、BCS5の場合は20〜30%減を目指すといいでしょう。

 

肥満の原因が病気などではなく、食べ過ぎによるものの場合は摂取カロリーを控えなくてはいけません。

 

1日の食事の量を決めますが、慣れないうちは面倒でもきちんと量ります。

 

また気をつけなければいけないことは、おやつも1日の食事の量に入っているということです。おやつは別ではなく、たとえワンちゃんにせがまれても、心を鬼にして体重管理を行います。

 

しばらくおやつはお預けになって、ワンちゃんも少しかわいそうですが、ここは飼い主さんががんばってください。

 

減量用のドッグフードに変える

 

ドッグフードを見つめる犬

成犬なら1日2回の食事ですが、ダイエット中は空腹感を避けるためにも、食事の回数を増やすといいです。

 

朝と夕方の2回だとお昼にお腹が空いてしまい、おやつが欲しくなります。回数を増やして分けてあげると、ワンちゃんも満腹感が続きおやつのおねだりも減る場合が多いです。

 

減量用ドッグフードの活用

また与えるドッグフードを減量用に変えるのがおすすめです。ダイエット用のフードは満腹感を持続させるために食物繊維が多く入っています。健康維持に欠かせないたんぱく質やミネラルなども含まれているので、ダイエット中は減量用フードにするのがおすすめです。

 

今までワンちゃんがご飯をいつでも食べれる状態(自由給与法)にしていた場合は、ダイエット中は止めて食事の時間の時だけ食べれるようにしましょう。

 

楽しく運動する

 

太った犬とメジャー

食事の摂取カロリーを控えるのに加え、運動で消費カロリーを増やすとさらにダイエットに効果がでます。散歩の時間を増やしたり、お家でもたくさん遊ぶと消費カロリーを上げることができます。

 

適度な運動をすることで筋肉がついて、基礎代謝が上がる効果もあります。

 

基礎代謝とは?

基礎代謝とは、何もせずじっとしているだけでも生命維持のために消費されるエネルギーのことです。

 

筋肉を鍛えて筋肉量を増やすと、基礎代謝量が増え太りにくく痩せにくい体になります。

 

運動を増やすことでワンちゃんが疲れたなと思ったら、無理をさせず休憩します。散歩や運動は楽しむほうが長続きしますし、愛犬とのコミュニケーションにもつながるので、愛犬と楽しく取り組めるスタイルを見つけてワンちゃんも飼い主さんも健康を維持しましょう。

 

また心臓疾患や関節疾患などの持病があるワンちゃんは、体調を見ながら無理しない範囲で運動しましょう。

 

ダイエットは人間もワンちゃんも楽しく気長に取り組むのが一番です。はじめは順調に体重が下がっていても、途中で停滞期が訪れると思いますが、焦ってワンちゃんに厳しくしてしまうと、ストレスがかかってしまい余計にいい結果が得られません。

 

停滞期を乗り越えるコツ

ダイエットには必ず停滞期があります。これは体の危機管理システムが働いているからです。

 

生命の危機から自分を守ろうとする「ホメオスタシス効果」で省エネモードになっているため、なかなか体重が落ちなくなってしまいます。

 

停滞期を乗り越えるコツは、焦らないこと。急に運動量を増やしたり食事を極端に減らしてはいけません。停滞期はいつか必ず終わります。理想の体重になった愛犬を思い浮かべて、気長にダイエットしましょう。

シニア犬の体に負担をかけない食事回数

シニア犬

 

元気いっぱいだった愛犬が最近ちょっと元気がないな、毛づやが悪くなってきたななど老化に気づく時があると思います。

 

当たり前ですが犬は人間よりも早く年を取ってしまうため、個体差はありますが人間の60歳が小型・中型犬で11歳、大型犬で8歳です。このころからシニア犬の仲間入りとなり見た目はもちろん、目に見えない体のあちこちに注意が必要となってきます。

 

食事も今まで通りでなく、シニア犬にあった量や回数に変えていく必要があります。

 

シニア犬用のフードには高齢のワンちゃんに必要な栄養がバランスよく配合されていたり、歯が弱くなったワンちゃんでも食べやすい硬さや大きさの粒になっているので、フードもシニア犬用に切り替えるといいですね。

 

シニア犬、食事の注意点

 

犬は本能的に目の前にある食べ物を全部食べてしまうので、与えたフードを残さず食べているからまだまだ元気だとは限りません。

 

知らず知らずのうちにワンちゃんに体に負担をかけてしまっているかも知れないので、やはりシニア犬にあったフードや量、回数に変えていくことが大切です。

 

回数は基本的には成犬の時と同じ、一日2回であげましょう。ただし、食べ残した場合は食が細くなってきていることが考えられるので、一度に与える量を減らして回数を増やします。

 

年をとってもきちんと栄養を取ることはとても大事ですので、フードのパッケージに書いてある給与量を参考に、愛犬の体調や体型に合わせて適切な量を与えます。

 

具体的な工夫について

 

歯が弱くなったり、抜けてしまったりすると食べにくかったりして食が細くなりがちですが、飼い主さんが食べやすいように工夫してあげるとワンちゃんも食べてくれるようになります。

 

ドライフードならぬるま湯でふやかす

シニア犬には硬いドライフードは食べにくいかもしれません。そんな時はふやかしてあげるのがおすすめです。暖かいお湯でふやかすと、フードの香りもよくなり食欲増進にもつながります。

 

またフードをふやかすことで、あまり水を飲まなくなるシニア犬の水分補給にもなります。シニア犬はのどの渇きを自覚しにくくなるので水分不足に陥りやすいです。ふやかしフードをあげることで水分補給にも役立ちます。

 

食器台の上に置く

食器を台の上に置いて食べやすくしてあげることも大切です。飲み込む力も弱くなっているので、食べたものが胃にスムーズに送られるように頭の位置を高くする工夫をします。

 

シニア犬にとって頭を下げる動作は首や前足に負担がかかるので避けたほうがいいでしょう。

 

散歩で適度な運動を

シニア犬になってくるとあまり散歩に行きたがらなくなるかもしれませんが、適度な運動をしないとますます筋肉が衰え、足腰がどんどん弱くなっていきます。

 

運動不足になると胃腸の動きも弱まり、便秘になってしまうことも。少しくらい散歩を嫌がっても、家の近くを一周するだけでもいい運動になるし、ワンちゃんにとっても気分転換になります。そして動くとおなかもすくのでご飯を食べるようになります。

 

散歩の時に注意することは、なるべく土や芝生の上を歩かせることです。コンクリートやアスファルトは硬いので、足の関節の弱くなっているシニア犬には負担になってしまいます。出来るだけ土の上などをゆっくり散歩させてあげましょう。

 

犬の老化で見た目はどう変わる?

 

ダックスフンドのシニア犬

老化は自然現象なので避けることはできません。わかっていても愛犬の老化に気づくと、少し寂しいような、悲しいような気持ちになります。

 

これから先少しでも長生きしてもらうようにワンちゃんがストレスなく、楽しい毎日を送れるようにしてあげたいですね。

 

ワンちゃんが老化してくると見た目にどのような変化があるのかまとめました。

 

毛つやが悪くなり、顔や体の毛が白くなる

ツヤツヤだった毛がごわごわになってきたり、毛にコシがなくなったりします。また鼻や口の周りが白くなってきたりもします。皮膚が老化することによって被毛の質も変わってくるのです。また、皮膚に潤いがなくなって乾燥し、フケが出てくることもあります。

 

ブラッシングしてあげることで皮膚が刺激を得て、新陳代謝が活発になるので毎日獣毛のブラシで優しくブラッシングします。このとき注意することは皮膚が傷ついたり負担にならないよう金属のブラシを使わないことです。

 

ワンちゃんも触れてもらえることでストレス解消になりますし、飼い主さんはブラッシングの時にしこりなどのトラブルがないかチェックも行いましょう。

 

反応が遅く(鈍く)なる

犬はとても聴覚に優れていますが、やはり年齢を重ねるごとにその機能は低下していきます。最近名前を呼んでも振り向かない、後ろから体を触ったらビクっとしたなどの症状が現れたら音が聞きづらくなっていると思われます。

 

耳が聞こえにくくなったワンちゃんに接するときは、必ず視界に入る位置からゆっくりと近づいていきます。いきなり大きな声で呼ぶと怒られたと思いびっくりさせてしまうので止めましょう。

 

また聴覚の衰えたワンちゃんの散歩には注意が必要です。なるべくリードを短く持って車や自転車の多い場所は避けましょう。

 

目が濁っている

犬にとって白内障はそんなに珍しい病気ではありません。犬の白内障には加齢による白内障と遺伝による白内障があります。

 

年をとってくるとだんだん目が濁ってくるのですが、初期ではあまり気づかないかもしれません。犬は視覚よりも嗅覚と聴覚で生活しているので、少し見えにくくなっても支障はありません。

 

しかし進行してくると物にぶつかる、つまずくなどの症状が現れます。夜は暗くてなお見えにくくなるので不安から夜鳴きをすることもあります。この頃にはワンちゃんの目は白く濁っていて飼い主さんも気づくと思います。

 

放っておくと進行が進み、最終的には失明してしまうので、目が濁っていると気づいたら早めに獣医さんに診てもらうことが大切です。

 

初期段階や日常生活で支障をきたしていない程度なら、進行を遅らせる点眼薬を用います。ただし点眼薬は白内障そのものを治す薬ではないので、根本的に治すには手術が必要になります。

 

白内障の予防にビタミンCを摂るといいので、おやつに果物をあげたりサプリメントで補うなどしましょう。

 

口臭がする

高齢になると愛犬のお口の匂いが気になります。これにはいくつか原因があります。

 

ひとつは若いころに比べて、硬いフードを食べなくなることで歯垢がたまり歯周病にかかりやすくなるからです。もともと犬の歯は歯垢がたまりやすいのですが、やがて歯石に変わると炎症を起こし、歯茎やあごの骨が細菌に侵されていきます。

 

小型犬やマズルが小さい犬は歯石がつきやすいといわれ、特に以下の犬種の注意が必要です。

 

歯石がつきやすい犬種

トイプードル、チワワ、ヨークシャ・テリア、ポメラニアン、マルチーズ、ダックスフンド、パピヨンなど

 

日常から歯磨きなどのデンタルケアをすることで、歯周病は防げます。ブラシで磨くのが難しければガーゼを指に巻いて拭くだけでも違います。

 

今はいろいろなデンタルケアの商品があるので、愛犬にあったケア方法を見つけてくださいね。

 

歯は生きていく上でとても大事なものですから、きちんとケアして健康な歯と歯茎を維持することが大切です。

 

口臭のもう一つの原因は加齢によって胃腸の働きが悪くなっていることです。その他に肝臓や腎臓が悪い場合も口臭がきつくなります。

 

においの原因が歯によるものかそうでないかを確かめるには、愛犬の歯をタオルで拭って臭ってみます。もし匂わなければ原因は歯ではなく内臓かもしれないので、一度診察してもらうことをおすすめします。

 

犬の介護の情報を集めておこう

犬の高齢化が進んでいるので、すべての飼い主さんにいずれ来る介護への心構えが必要とされています。

 

いざその時に慌てないためにも、日ごろから介護犬の食事や排せつの仕方、介護用品などの情報を集めておくことが大切です。

 

若いころとは違いよく寝るようになった、動きがゆっくりになったなど愛犬も年をとったなと思う時が必ず訪れます。シニア犬になっても今までと変わらず、今まで以上に愛情をもって接してあげてください。

 

少しでも長い時間を一緒に過ごせるように、飼い主が変化に気づいてあげることがとても重要です。しんどそうにしたり、今までしなかった動作をしたらすぐ獣医さんに診てもらいましょう。

トップページのランキングバナー